なんかヲタ遍歴とか晒すのが流行ってたみたいですね!ワンテンポズレて流行に乗ったと見せかけて途中から全く違う、ちょっとヘビーな話になります。ハロプロ寄りかも。
ざっと私の好きなもの遍歴を書き出してみます↓
小学生→SPEED、中1〜中2→二次元、中3〜高2→モーニング娘。、高3〜現在→嵐
非常にざっくりですが…。だいたいこんな雰囲気です。並み居るアイドルの中に燦然と輝く二次ヲタ歴。我ながらなんて王道な!しかし二次元といっても女子としては相当マニアックな方向に突っ走ってた記憶がありますが恥すぎて晒す勇気がないのでそこは伏せます。
モーヲタになったのは、もう飽きる程言ってますが2001年・タンポポ加護ちゃんを見て、そのこの世のものとは思えぬ可愛さに一発KOされたのがきっかけです。その後吉澤ひとみという世界最高峰の美人の存在に気がついてしまい、当時の年下5人組/後藤石川吉澤辻加護/の素晴らしいバランスに魅せられ、すぐに帰って来られない深い世界まで突っ走りました。
あの頃のモーヲタ行為はそれはもう楽しかったです。いつも誰かしらTVに出てて、毎週リリースがあって、次から次へとユニットが生まれて、毎日あんだけテキサイ更新するだけのネタがあっただけのことはあります。何よりそのテキサイ界隈が最高に楽しかったし!
ちなみにその頃はこれまた例に漏れずアンチジャニでしたw理由は簡単、ずばり「ジャニヲタがアンチハロプロだったから」。いやもちろん全てのジャニヲタがそうだったなんてまさかそんなことは思いませんが、でも当時身の回り(クラスとか)にいたジャニヲタは大概アンチハロプロだったのです…。「ゴマキは整形女で超ヤリ●ンらしいょ!ウザいからみんなでイタ電しようょ!これゴマキのケー番だょ→090-(ry」的な、うわあ…って目もあてられない感じのどっから発生するのか本気で謎な怪文書をクラスのジャニヲタが回しあってるのを見てたからなあ、無理もないよ…と過去の自分に同情したいくらいなのですが。とにかく、インターネットの世界にてシニカルで且つ大人で面白い文章を軽快に書いてるモーヲタ各位を見て目を輝かせていた当時の私にとって彼女達は「残念」以外の何者でもなく、「あんな低俗なファンがついてるやつらなんてロクなもんじゃないに違いない><」とジャニを毛嫌いしていた訳です。
そんな私も高校生になると自然にその辺の怒りも忘れ、ジャニもまぁあれはあれで楽しそうよね、ぐらいの許せる存在になりました。で、なんで嵐に行ったのか?っていうと。そもそも木更津が大好きだったのです、ドラマ放映時から。確か、アンチジャニながら櫻井のだけはずっと好きでwほほう、桜井くんが出るのね…ってそんな理由で木更津も見てて、で、面白いからそりゃもう木更津大好きで。だから当然日本シリーズも観に行くわけですよね。そしたら…もともと超好きだった櫻井くんのビジュアルが、限りなく神に近づいてるじゃないですか!「なに?このいけめん…」あれは天才的美少女・吉澤ひとみを発見した時以来の衝撃でした。後にも先にも顔面だけで私に衝撃を与えたのはこの2人だけだと思います。そして嵐の出演番組をなんとなく見る様になります。でもこの時点ではあくまでヲタ活動のメインはハロプロでした。それが2003・高2の秋の話。
突然話の方向性が変わりますが、自分はアイドルを応援するということに割とシビアな判断基準を設けているタイプのヲタクなのだなあって最近になって気がつきました。「本人(達)に対する愛」だけじゃ応援し続けることが出来ないタイプだと思います。や、好きになりたては何でも新鮮で楽しいからそれだけで成立するけど、ある程度の時期を経て若干冷静になってからは、愛だけではやってけないです、少なくとも私は。だってヲタク行為って結構色々なことを消耗するじゃないですか。時間とか…お金とか…青春とか…(とおいめ)私は、「この人達を応援する!」って決めたらその粗方を網羅しないと気が済まないんですね。リリースは全部買う!出演番組はどんなにくだらない内容でも全部録画!雑誌は全部チェック!まあ、ヲタとしては当たり前なのですが。もちろん楽しいからやってるんだけど、時間がなくてくだらない(…)レギュラー番組のチェックとかつらいとき、結構あります。そんな時でも頑張ってそのヲタク行為を続けるのは、もちろん楽しい/その人達が好きだって言うのは大前提としてもそれだけではなくて、それに見合うだけの対価をその人達に見込めているから、だと思います。本人達がどうこうっていうのと同じ位に周囲の環境も含めて、「私が見たいものを見せてくれる」期待に応えてくれるだろうという信頼感。見たいものっていうのを突き詰めると「見たい物語」ってことになるのかな、と思うのですが。アイドルを心から応援できるか出来ないかの境目を、私はそこに見出します。
高2の冬にハロプロから目を離して興味対象を全力で嵐に切り替えた私。その時に起こったことが、「辻加護の卒業発表」でした。…私が、モーニング娘。に対して「見たい」と思ってたものは「モーニング娘。にいる4期」であって、そして夢見ていたのはいつか4期が上に立つモーニング娘。でした。梨華ちゃんがリーダーで、よっすぃがサブで、辻加護がその脇を固めて。何の根拠もなくいつかそんな時が順当にやってくると信じていたのです。その夢が絶たれたと、そんなモーニング娘。を見ることはもう出来ないのだと判った時、私は一気にハロプロに対して「ヲタであろうという意志」を失ったんだと思います、今思うと。
対する嵐は、もうほとんど奇跡だろうってぐらい「私が見たい彼ら」をコンスタントに提供してくれる存在です。ヲタになってからこっちずううっと、彼らが私達に提示してくれる現在/未来と、私が彼らに望む在り方の間には限りなくズレがないので、私はまだしばらく嵐のヲタであり続けると思います。
そう考えてみると、ハロプロテキサイの更新も梨華ちゃん卒業時から途絶えてるし(←ここでまた激しく絶望したんだろうね)、私は非常にわかりやすい、現金なヲタクなのだなぁ。吉澤さんはもちろん、梨華ちゃん辻ちゃん加護ちゃんもあの頃と変わらず大好きだけど(これは本当に)、今のハロプロの状況は私が見たいものを見せてくれる環境とは程遠い。辻加護の事件に付随した4期を4人で見る機会の喪失もそうだし、更にあくまで「アイドルグループ」が好きな私にとってよったんのソロ化ってかなり厳しい現実だったりします。だからもう、ハロプロとはどんどん、これまで以上に疎遠になっていくと思うのです。「愛だけじゃだめなの、私を幸せにしてくれる人がいいの!」…恋愛で言えばこんな感じですかね。緩く追っかけてる分にはまだまだ楽しめるから、縁を切るつもりはないけれど、個人的なスタンスの問題で。
何が言いたいかというと、結局吉澤さん/石川さんの舞台は観に行かなかったけれども、美華ちゃんがとってもきゃわすだったよって話を聞いてももう悔しくなんかねんだよばーか!っていう負け惜しみです。うううう。見たかった。見たかったよ。でも梨華ちゃんがマンツーマンでよったむを指導したとか想像しただけで幸せすぎて泣ける。もはや私のハロプロ行き詰まりの突破口は「いしよしでデュオ」しかない。いやそれ今となってはぶっちゃけどうよって層を捻じ伏せて余りある破壊力がいしよしにはある。いしよしにだけはある。いしよしは奇跡!4期は奇跡で家族!!!!!!!
高値安定の嵐との馴れ初めはまた別エントリであげたい。トリエはまだ付き合い始めの一番楽しい時期なので、今は何をやってもときめくし楽しいからいいけど、ここを脱したときに私のトリエへの期待がどこへ向かって/その期待に彼ら及び周囲の環境が応えてくれるのかどうかはその時になってみないとわからないのです。