Hello!Project 2009 Winter 決定!ハロ☆プロ アワード'09 〜エルダークラブ卒業記念スペシャル〜

千秋楽、エルダー卒業公演に行ってきました。
ハロプロからの卒業って…つまり何?とそこはかとない茶番臭を嗅ぎ取りつつも、ハロプロ11年の歴史の内なんだかんだと8年近くは見ているのでそれなりに、いや、かなり胸に来るものはありました。このメンバーと、これだけの数のヲタが一堂に会してお祭り騒ぎをするのも最後なのかなあと思ったし。
エルダーが歌う数年前の曲達は思い出深いものばっかりで、当時ビデオを何回も巻き戻して振りを覚えてたよなあとかしんみりしながら条件反射で手だけ動かしてみたりしました。ファミ席だったからこっそりと…ロマモー・めちゃホリ・ハニパイ・おとめ・ここいるは立ち上がりたかったなあ。多分もう一生見る機会はないだろうなってメンバーもいるし、見たとしてもこんな大会場ではないんだろうなってメンバーがほとんどだし。私は無数のペンライトにアイドルが囲まれるアリーナサイズのコンサートが本当に大好きなので悲しいです…。
私のハロヲタ人生は四期に始まり四期に尽きるので四期の話をします。久し振りにいしよしだけじゃない四期を見ることが出来て、それだけのことでもう本当に嬉しくて嬉しくて!最後の方は演出上四期が固まって移動してたからずーっと3人だけ双眼鏡で見てました。特に何をした訳でもないんだけど、当たり前の様に隣にいるっていうだけで幸せ。でもその嬉しさが募るだけ感じてしまうのは、一人欠けていることの寂しさ。
正直、四期ヲタとしては非常に物足りない卒業式でした。初期メンが厚待遇なのは当然としても、五期も一曲歌ったりとか、いいなあ…って。四期だってそれぞれハロプロにいっぱいいっぱい貢献してきたのに、四期としての見せ場なんか全くなくて、なんで…って悔しくて泣きそうになったりもしたんですけど、でも、言うまでもなくそんなの当たり前なんですよね。だって一人いないんだもん。しかもいない理由も理由だからw 辻ちゃんが完全に現役という訳ではないってことももちろんあるとは思うけど、ひっくるめてつまり四期の連帯責任なんだなぁと。こんな形で実感してしまうのは本当に不本意というか悲しいけど、どんなに生きる道が分かれたとしてもあの4人で四期メンバーなのだ、四期はあの4人でしか四期ではないのだっていう当たり前のことを再確認出来ただけでも行ってよかったです。
いや、本当は最後に4人揃った姿が見たかったよ…ほんっとうに見たかったよ。でもまだ諦めてないよ。まだまだ。
以下は見てて印象に残ったメンバー・ユニットについてざっくり書いてます。順不同。

吉澤さん

いやマジで久し振りに見たんですけど、相変わらずのお美しさで何よりです。予想外の髪型すぎて最初見つけられなくて、吉澤さんが見当たらないけどところであの白人モデルは何者?と思ってよく見たら吉澤さんだった罠ww セレモニーでモニターに抜かれた時は本当に美しかったです。あんなかっこいい泣き方する人見たことない。私は吉澤さんのああいうところが本当に大好きです。

梨華ちゃん

ずーっっと超楽しそうで、見てるこっちも楽しくなって、そんなザ☆石川梨華!を見せ付けてもらいました。私たぶん絶対梨華ちゃんのこと一生好きだわ。終始吉澤さんとセットで動いていて、こんな最後になってやっと本当にいしよしがセットになったんだなあと思うと感慨深かったです。

辻ちゃん

当たり前かもしれないけど雰囲気がだいぶ大人びてたなぁ。痩せてたし、体力も追いつかないのか、最後の走って外周回る時はところどころで歩いて遅れを取ってましたw でも喋ると相変わらず自分のこと「のぉ」って言うし、めっちゃかわいいし、やっぱりお母さんだなんて信じられない。でも母なのよね…って心の中でそんなせめぎ合いが見てる間中ありましたw

あやや

今更なんだけど、やっぱり凄い人ですね。出てきた瞬間に会場全体*1を掌握するあの感じ、あんなこと出来る人が今後のハロプロに現れるとは到底思えません。次元が違うなあ、と。それこそ松浦さんが大会場で歌うところはもっともっと見たいし見てみたかった、代々木スペシャル行けばよかったって何年越しの後悔だ。新曲好きです。

メロン

最後までメンチェなしというハロプロにおいて偉業ともいえる奇跡を成し遂げたメロン。単独FCも出来て、下手な娘。OGよりはよっぽど将来の見通しが立っている感じで、地道な活動ってちゃんと実を結ぶ(こともある)んだなぁ。斉藤さんは相変わらず野獣の様でいて素敵なお姉さまだったし、柴ちゃんは相変わらず可愛いし、村田さんは相変わらずカツゼツが悪いし、マサオは相変わらずトリッキーな髪型で頭皮が心配な感じでした。そして相変わらず運命は楽しかった!これからも変わらないメロンでいて欲しいなんて、外野ながら。

タンポポ・プッチ

タンポポは、会場がだいぶ黄色く染まっていたことにまず感動しました。あの衣装なら恋しちゃを歌って欲しかったけど、タンポポといえばたんぽぽなのはそりゃそうか。梨華ちゃんが3期タンと同時登場なのは納得いかないとちょっと思いつつ、これも仕方がないことですよね…。かおりと矢口のユニゾンが大好きです。
プッチは、もうごめんなさい、ごっちんの幻影が見えてしまうから3人を直視出来ませんでした。よっすぃと圭ちゃんを双眼鏡で交互に見つつ、振りマネしつつ、で忙しかったです。でも麻琴の歌と踊りは本当に本当に大好きなので、DVDで見ます。しっかり見ます。

裕ちゃん

やっぱりこの場において裕ちゃんは「特別」、会場中がそう感じていたのではないかと思います。悔し涙ぽろりはそういう会場の気持ちが一つになって盛り上がったし、今となっては恐らく全く関わったことのない後輩もいっぱいいる中で、そのヲタ達にも偉大なるハロプロリーダーとして感じさせる何かを持っていたのであろう裕ちゃんは本当にかっこいい。自分とは関係のないところでどんどん膨れ上がって変化していく集団のリーダーを務めるのって大変だったんじゃないかなと思います。私にとっては、それでも裕ちゃんがトップでまとめてくれているっていう安心感は、どんなに変わったとしてもハロプロハロプロであるということの一つの指針でした。ありがとうございました。

なっち

なっちは何年経ってもなっち。なっちがなっちであるというだけで圧倒的な存在感なのに、数年見ない内にとんでもなく歌が上手くなっていてびっくりしました。変わらないものもあれば、変わるものもある、当たり前なんですけど。びっくりしました。歳を一切感じさせないスーパーアイドルっぷりで、あややに続いてなっちにもまた格の違いを見せ付けられました。モーコーのなっちコールで大会場が揺れるのを見るとなんか安心します。なっちにはいつまでも圧倒的な存在でいて欲しい。

美貴ちゃん

ロマモーの盛り上がりは異常ww あれはヲタと美貴ちゃんが(いやヲタが一方的に、かw)創りあげたハロプロの一つの立派な財産だと思います。不名誉かもしれないけどww いやーハロプロには面白いアイドルがいっぱいいるけど、中でもかなり飛び抜けて面白い方の人だよなあと思っているので、美貴ちゃんがもしかしてアイドルという看板を外してこれからの芸能生活を送るのかなと思うとそれは本当に寂しい。アイドル続けてくれないかなあ。

五期

さっきも書いたとおり、「いいなあ…」って感情が先に来てしまって素直に見られなかったけど、「好きな先輩」良かったです。加入した瞬間を見た初めてのメンバーで、それからなんだかんだでずっと見てるんだから私だって五期にそれなりの思い入れはあるんだ!ガキさんが当時のツインテールを模した髪型にしてて、その心意気が最高じゃないですか。もう全然同一人物に見えませんが。
こんこんは相変わらず可愛いな。現役女子大生アイドルって響きとこんこんのアイドルとしてのパーソナリティが全くそぐわないところが面白い。麻琴は何度でも書くけどずっと踊り続けて欲しいなあー。

他娘。OG

圭ちゃんが始まった瞬間から泣いてて、ああ圭ちゃんだなーとw かおりはいつだって美人さん、ちゃんと楽しそうで安心しました。矢口はすっごい芸能人、テレビの人って感じがした。サトタは別にそう思わなかったんだけどなー。司会ってポジションのせいもあるんだろうけど。

さくら・おとめ

さくらは、何より当時の衣装を吉澤さんが着ていることにびっくりしましたw どう考えてもぶっかぶかじゃねえの…すっっごいサイズ詰めたんだろうな…!さくらでは、あまり加護ちゃんの不在を大きく感じることはありませんでした。私は。パート「ねぇ」だけかよ!!って憤慨してたあの頃のことを思い出してました。
で、おとめ!おとめが!フルメンバー揃っての復活はやっぱり威力が違う。しかもなんと言いましょうか、おとめの方が、結婚、出産、留学、卒業後別ユニット結成→解散、芸人の女…などなどバラバラになっていた間の出来事にインパクトがある分、「それでも全員集った奇跡」感がハンパない。気がする。あと楽曲の持つ力も違うしね…!鳥肌立ちっぱなしだったよ!見られてよかった!!
左右のサブステに別れて歌った時、かおり・のの・さゆって3人で一緒に踊ってたんだけど、このメンツでさゆが一番踊れているのを見た時が一番隔世の感があったかもしれない。><

現娘。

仕方が無いんだけど、エルダに比べて印象が薄かったな、と。それでも娘。に対する声援が一番大きかったのは安心しました。いつまでも娘。が本体って呼ばれるハロプロであって欲しい。披露した直近のシングル2曲は楽曲としての力は弱いけど、現在の総合パフォーマンス力で勝る娘。を存分に見せ付けてくれて、それはとてもよかったです。

愛ちゃん

よくも悪くも変わってないなー、とw 送辞の言葉が、とてもいい部分もあったんだけど、突っ込みどころも大量にあったし、何より読み方がめっちゃつっけんどんでびっくりした。この人もともとああいう喋り方だっけか。かしこまったらああなるのかな。なんというか、先輩方に対して「なんか偉そうだな」って印象を受けたからびっくりしたんだけども、春からはハロプロを率いていくわけだからそれぐらいじゃないといけないし、それぐらいじゃないといけないと思ったんですかね。いやー、まさか愛ちゃんがハロプロのリーダーになる日が来るなんてね。いやー……ねえ。

ベリキュー

これまた仕方ないけど印象薄かったです。そりゃあね、エルダが往年の名曲を連発してきてる中ワンダは昨年・今年発表の曲の中からの選曲だったし、ホントに仕方がない。エルダワンダのパフォーマンスを一緒に見るのは何年ぶりかって感じなのですが、前に見た時より数段先輩に引けをとらない、いや確実にかなりの人を追い越したであろうステージングを見せてくれました。幼少期から仕込まれたアイドルエリート達が完全に開花したんですね。
そう、最近はすっかりベリキューに入れ込んでる私ですが、この場でエルダと一緒に見てしみじみ思ったのが、ベリキューがまじでエリートすぎることです。ハロプロは、「なんでこんな人がアイドルやってんの…?」ってのがわんさかいるからこそ面白いと思っていて、そこで行くとベリキューはみんな正しく可愛らしいアイドルすぎる。大人になればまたそういう道を外した感じになる人も出てくるのかな、とは思うけど…w ただもちろん、そのベリキューが持つスーパーエリートアイドル力はハロプロが一からきちんと育てた世界に誇れるものだから、これを武器にアイドル戦国時代を勝ち抜いて行って欲しい。イケるだけの力は絶対にある。頑張れ。

まのえり

くそ可愛いけど、今のところ掴み所が全くないです。色んな人の期待を一身に背負ってまのえりも頑張れ。本業女優でいいんじゃね?って思うけど、それだとハロプロにいる意味がないんだよなあ。ハロプロは音楽ありきだから。

小春の後ろで踊ってた外国の子供達

リアルょぅι゛ょでドン引き。しかも台湾人?なんだあれは…無理。子供か外国人か、イロモノ要素はどっちかだけで十分だから!あわせ技とか求めてないから!!アイスクリー娘。といい、韓国でオーディション発言といい、確実にこれまで以上に「無い」方向性にシフトしてきているのが明白でもうどうしてくれよう。
先輩から後輩に受け継がれた魂みたいなものを信じたいし、これからハロプロとして頑張っていく現ワンダのことは本当に応援しています。でも、「なんでこんな人がアイドルやってんの…?」感は確かに欲しいが「なんで日本でやってんの?」感はココナッツ程度にしてもらいたいし、ベリキュの例が既にあるから強く言えないが低年齢化はまだしも幼年齢化は賛成出来ない。8年を振り返り、楽しみ、感動する一方で、しっかりと今後の不安の種を私の心に蒔いてくれる、そんなコンサートでした。よくも悪くもハロプロ全開。まだまだ楽しめそうです。

*1:自分以外のファンが大多数を占める