男子ライブ 與ソロについて

という事で、男子ライブでは各自ソロコーナーを設けられた訳です。その中でも與くんのソロが、「推しメン待望のソロ」であるという事実以上に衝撃的で且つ最高なものであったので、ここに特記したいと思います。
それではまず、初日に起こった事実(とその時の私の心理状況w)を書き記します。西島のソロが終わり、一旦暗転。すると、下手側に置いてあり、これまでの2曲でプロの方が弾いていたグランドピアノがスタッフの手によって中央に寄せられます。あれ、これは…誰かメンバーがピアノを弾くということ?この時点でまだソロを行っていないメンバーは與と浦田さん。どっちだ!?ざわめく客席。すると、黒のロングジャケットに身を包んだとさか頭のいけめんが出てきます。あ、あたえくんですね…?え、あなたまさか、弾き語りでもするんですか…!!?激しく動揺する私など当然気にすることもなくwピアノの椅子に着席して喋り始める與くん。

ソロなんですけども、生まれて初めて弾き語りをしようと思って、練習しました。ピアノと、ギターと、ベースで演奏します。聴いてください。

(後方でプロの方がギター・ベースを演奏していました)
え、ちょ、大丈夫!?っていうかダメだろ弾き語りとかどう考えても!求めてないし!…マイナスの感情に支配されるヲタクが一人。静かにピアノの演奏を始める與。
…聴きなれたイントロが流れてきました。必死の心理状態の中、瞬時に脳裏に浮かんでくる曲名。…え?これはまさか…!

眠れない夜 君のせいだよ
さっき別れた ばかりなのに

白目むいて倒れそうになった。だってどう聴いても「はじめてのチュウ」なんです。どういうことだよ。なんて才能だよ。完敗です。この辺のことはまた後述します。
「やった!やったよ!」「ウフフフフフフッ」部分はやらずに、フェイク(らしきもの)で誤魔化してました。ピアノは普通に上手。歌も決して上手くはないけど、十分及第点です。
ワンコーラスだけ歌い上げ、立ち上がり「ありがとうございました」と頭を下げ退場。俺、心の底からの拍手。もはや男泣きですよ。涙が出ちゃう、男のくせに!(俺一応女だけど!)與くんの才能と奇跡に完敗で乾杯!!あたえしんじろうくん、生まれてきてくれてありがとう!!!!!!!
だって、これ以上の選択ってないと思うんです。日高はラップ、残りの4人は全部バラードだったことから、おそらく「ソロでは踊らない」という制約があったのでしょう。この時点で、歌唱力で劣り、更にラップなどの得意技も持たない與には圧倒的に不利な状況です。単に突っ立って歌えば分が悪いのは目に見えている。まずは、それ故の楽器導入です。ピアノを弾くことで歌のアレさ(比較的ね!比較的!)を相殺する作戦です。素晴らしい。
続いて選曲。これがまた!ええと、前に某しゅうたヲタさんと浦ヲタさんと3人で「男ライブ何やるんだろうねえ」って話をしたことがあって、「推しメンがソロやるとしたら何がいい?」ってなった時に、私は「歌わないでひたすら踊るか、どうしても歌うというなら…童謡とか…」って言ったんですwだって!オトナなラブソングとか歌い上げられてもさあ!恥ずかしいじゃん!サムいじゃん!與にその技量とセンスは、はっきり言って、ない!!だから、可愛くほのぼの童謡に逃げるのが一番いいと思っていてw
…で、蓋を開けたらこれですよ。限りなく童謡に近いけど、決して逃げてはいない!むしろガンガンに攻めている…!身の丈にあった難易度で、且つ非常にキャッチーで背伸びのない、それでいて擬似恋愛系ヲタ・ヲタ目線ヲタ(俺)の両方を同時に萌え殺す殺傷力を持つこの曲、この奇跡の一曲を選んでくる才能…!…こわい!こわいよ!與くんにころされる!
でも與の凄いところは、ここまであざとさの塊みたいな選曲をしておきながら、歌い方が全くあざとくないところwふっつーに低いテンションで、一切ぶりっこもすることなく(はじめてのチュウなのにぶりっこしないんだよ!?)、普通に歌って、普通に捌けるwwつまりね、きっと、ヲタを釣るつもりでこの曲を選んだ訳ではないんです。ナチュラルに、何を歌ったらファンのみんなが喜んでくれるのかな?って考えて、選んだんです。おそらく。私のフィルターを通して見える與はそういう人。これ歌っときゃどーせヲタ共は萌えるんだろ?とかいう気配が悲しいぐらいない!だから與のあざとさは面白い。そして素晴らしい。
あと與の面白いところは、自己主張も一切感じられないところです。他のメンバーは、日高を筆頭にw自分のやりたいこと、歌いたい曲を!ってソロを選んでる感じがするけど、與に関してはおそらく歌いたい曲とかそんなにないんでしょうね、あったとしてもあのこは身の程をわきまえてるから(…)表に出さない。だから、自然にこんな選曲が出来る。これはある種の素晴らしい才能であると言っていいと思います。なんだろ、客席に向きあう方法論の違いというか…與にとってのソロコーナーは決して「自己表現の場」ではなく、「自分のファンに対するサービスの場」なんだろうなあ、と。当たり前の様だけど、おそらくほとんどを自分で決められる環境にいるアイドルでここまで「自己表現」色を消したソロってなかなかないと思う。どちらがいいかは置いておくっつうか両方適度にバランス取れてるのが一番いいに決まってるんだけど(そういう意味では今回は西島ソロがよく出来ていたと思う)。
とにかく!私にとってはそんな與くんという人がどう考えても最高で、大好きで、今回のこのソロを受けてこれまでは多少あったヲチ目線が一気になくなり、限りなく信者色が強くなってしまいましたwwwwでもだって、與についていけば絶対間違いないと思うの…!あんなに自由なお兄さん達に囲まれて、一体どこでそんな驚異的なアイドル性を身に付けたのか聞きたい。あたえしんじろうくんが大好きです。I will give you all my love !
余談。今はじめてのチュウウィキペディア検索したら、木村のたっきゅんもソロでこれをカバーしたことがあるって記述があって笑ったwwwwたっきゅんのチュウはおそらく自己主張の塊だったんだろうな…!
おまけ。歌う前の軽いおしゃべり残り2日分!初日は上述した通りですが、いろいろとテンパりすぎてたのであやふやですごめんなさいw以下の2日分はわりと正確なはず!

  • 中日

このライブの為に初めて弾き語りをしようと思って練習しました。曲は・・・みんなも子供の頃に聴いた、かわいいけど、かっこよくもなる曲です。ギターと、ベースと、ピアノで・・・演奏します。聴いてください。

  • 最終日

今回のライブの為に、初めてピアノに挑戦しました。曲は、みんなも子供の頃に聴いたことや、もしかしたら歌ったことも。あるかもしれない有名な曲です。ピアノと、ギターと、ベースで演奏します。それでは、聴いてください。

最終日だけ初めて「ピアノ」に挑戦、って言ったんですよね。普通に上手いから、幼少のみぎりにたしなんでたんだろうと思い込んでたのですが。だって與財閥だし…おぼっちゃまの習い事としてピアノは基本中の基本だし…。微妙に気になります。