学生アイドルのススメ
革命千秋楽にBESTマイナスキィくんが現れ、なんとステージに上がったという情報を掴んだのでWSをチェックしてみました。すると、そこにはとても衝撃的な映像が展開されていました。そう、それは、
高校の制服を着て仮面舞踏会を踊る自担
です！！なに！なんなのこれ！！信じられない、なにこのシチュエーション、こんなこと現実にありうるの？あっていいの？さあ、ここはひとつみんなでこの日のありおかくんのスケジュールを想像してみよう！
8時頃 登校
日中 授業
16時頃 下校
17時頃 帝劇
18時 観劇スタート
20時頃 少年隊（-ヒガシ+タッキー）のバックで仮面舞踏会
おかしいじゃん！20時頃絶対おかしいじゃん！！
いやそれを言ったらね、学校行った後帝劇入りして衣装に着替えて革命に出演してるチビっこたちだってたぶんいっぱいいるんですけど。ありおかくん自身もそんな体験腐るほどしてるんだろうけど。ただこの場合の「学校帰りに制服姿そのまんまで」というシチュエーションは、「少年隊のバックで仮面舞踏会を踊る」という実にアンリアルな行為が、驚くべきことに、当たり前に彼らの日常の延長線上にあるのだという事実を改めて浮き彫りにしてくれてなんというか…とんでもない興奮材料です！
また更に興奮するのは、おそらく当日、会場に行ってから「ステージに上がること」「仮面舞踏会を踊ること」を知らされたであろうという事実です。ちなみに事実と断言するソースは、いのおの私服パーカーがカウコンで着てたのと完全に一緒だということｗ 相っ当気に入ってるか、他にロクな服持ってないかどっちかじゃない限り、ステージに上がるとわかっていればあんな大舞台で使用済みのあのパーカーだけは避けると思うｗ 私がいのおなら少なくともｗｗ
当日直前宣告だとして、それにしてはしっかり踊れてるんですよね。WSで見た限りは、ありおかくんに限らず、4人とも。仮面舞踏会なんてジャニーズの基本中の基本ソング、ジャニーズに属するものなら皆脊髄反射で踊れて当然レベルな気もするし、あるいは開演直前に多少指導は受けたのかもしれませんが。それにしても放課後のおそらく制服姿のままで受けた軽い指導のみで、制服姿のまま少年隊のバックで踊れる…というのはなんだかものすごく物凄いことの様な気がしてならないのです。
＜アイドル：ありおかだいき＞なら当たり前。しかし、＜高校2年生：ありおかだいき＞なら？
ステージ上のアイドルをアイドルたらしめているものは何でしょう。街ですれ違ったら5度見はするであろう非現実的な衣装に、そのステージの披露に向けて積み重ねたレッスン。もちろん他にもあるのですが、少なくともありおかくんはこの2点を欠いた状態でステージに上がっていたことになります。制服なんて、日本社会に生きる人間ほぼ全員が成長過程で必ず着用する衣服です。今この瞬間だって、あの場でありおかくんが着ていたものと全く同じ制服を多くの全く普通のオトコノコが着て生活しているはずです。しかしそんな服装であっても、彼はステージの上で遜色なくアイドルでした。って私はWSで見切れてるのを見ただけですが、自信を持って断言します、間違いなくアイドルだったのです。
私は先ほどから至極当然のことを大袈裟に書いています。ゴージャスな衣装を着ていようと着てなかろうと、アイドルはアイドルです。365日24時間、アイドルとして振る舞おうが振る舞うまいがアイドルはアイドルです。「先輩の舞台」レベルの公の場に出てしまえばどんな状況でもどんなつもりでも立派にアイドルしてしまうレベルには、どんなアイドルもアイドルなのです。数時間前まで当たり前の日常を過ごしてたってパパッと仮面舞踏会踊っちゃうぐらいのスキルはあるし、例え踊れてなかったとしてもそういったパーソナリティが「個性」として昇華されてしまうのが現代のアイドルだしな。もはやどんな輩だろうとアイドルはアイドル。って、アイドル初日からみんなアイドルはアイドルなの？とか、やめた人は？とか言い出すとアレなんでその辺はちょっと置いておくとしてｗ
これはアイドルヲタになってすぐからずっと私の中に当たり前としてあった前提で*1、私はそんなアイドルという生き物を心底面白いと思っているんですが、JUMP担になってからというもの余計このことを意識するようになったし、余計アイドル面白ええええと思うようになりました。というのも、彼らの大半を「学生」、もっと言うなら「中高生」が占めているからです。
大人になったアイドルが24時間アイドルであること、これはある種当然のことと言えます。職業＝アイドルである以上、彼らを取り巻く世界の大半は「アイドルである○○」を前提にしたものになることが予想されるからです。そしてその世界は往々にして、我々ヲタの日常からはかけ離れたものであること、私たちの想定を超えた範疇のもの（いわゆる芸能人の日常）であることも予想されます。そういう意味でより「遠い世界の住人」感が強いので、アイドルであることが当然で違和感がなく、アイドルである彼らをだんだんと「そういう生き物」と普通に受け止めるようになります。
対する子供のアイドルは、個々人の程度の違いはあれど、各々アイドルであることを前提としない世界を別に持っています。その世界とは言うまでもなく、別にアイドルなんかやってなくても通っていたであろう「学校」です*2。そしてその「学校」とは全てのヲタにとっても馴染み深くキャッチーな空間であり*3、少なくとも学校で授業を受けている間は私たちの想定の範囲内の日常を送っているであろう彼らが、それでも24時間アイドルであるという事実は、私に強烈な違和感をもたらします。だって…クラスに学校帰りに帝劇ふらっと寄って仮面舞踏会踊ってるやつとかいなかったしさ…。
わずかながらも自分の尺度で測れてしまう分、「彼らがアイドルであることの凄さ」「奇妙さ」みたいなものが胸に染み渡るというか。
ただ、大学生になってしまうとだいぶ自由だし行動力も社会人と遜色なくあってホントにいろんなやつがいたりして、「まあアイドルぐらいいるよね（笑）」みたいな感覚になってしまうので違和感は薄れます。「アイドルなのになんで大学生やってんの（笑）」って違和感はまた別の話ですｗという訳で、やはりアツいのは中高生アイドルだよね！もうショタとでもなんとでも呼べよ！！小学生については検討中ですｗｗ
あとちょっと話は変わるけど、単純に学生の内は、雑誌等で触れる近況話にも身近…というか、私たちでも経験則で語れる・判断出来る内容が多いから余計面白い、面白がれるっていうのがあります、とってもあります。身近な尺度で測れるからこそ浮き彫りになるジェネレーションギャップとかクソ面白いｗ 「親」なり「家庭」の比重が高いこともまた楽しかったりとか。
私は今本当にJUMPのことが好きで好きで面白くて面白くてたまらんのだけど、こんなに面白がってる理由の半分くらいはまじで「子供だから」なんじゃないかって気がしてならなくてそこはかとなく不安です。高校生がいなくなった瞬間に興味を失ったりしたらなんかごめんｗｗ でもそれでも森本高校卒業あと5年もあるのか…まだまだいけるな＾＾そんだけあれば子供以外の面白要素がガンガン成長してくれるだろう、そもそも私ショタとかじゃないしな！！！！！１１
って、以上は割とずっと感じてたことではあるんだけど、「学校帰りに制服で仮面舞踏会＠帝劇」っていう10年に一度あるかないかレベルのキャッチーな学生ジャニーズアイドル活動をよりによって自担がやってくれた事実に心の底から感動＆興奮して思わず長々と書いてしまいました。まあこんなことを書いてる間に日付が変わって22歳の誕生日を迎えてしまったって事実は涙なしでは受け止めきれないよね！そんなこんなで22になりました、春から社会人ですがまだまだこんな変態ですがどうか見捨てないでください。
