来る。もうすぐ、その瞬間が。ただその30分を心待ちにし、ただ息を潜めて一日一日をやりすごし、カレンダーに印を付け、刻一刻と近づく運命の時を思い、心を震わせている私の下に。驚くほど淡々と、何気ない毎週の出来事の一環の様な振りをしながら、その仮面の下に私の心を騒がせ掻き乱す凶暴性を秘めているに違いない、その、番組が。
奇跡の30分が始まるまで、あと二日−−

吉沢ひとみの気になる○○とは?」

http://tv.goo.ne.jp/contents/program/008/0004/20081021_0028/index.html

はい。どう書いたら事の重大性がみなさまに伝わるかしらと考えた結果、どういうわけかこんな書き出しになりました。でも駄目だ…足りない。何も伝わってない!この今の私の興奮と緊張と期待と不安と高揚となんかいろいろがない交ぜになった!異常な!精神状態を!少しでも!理解してもらえたらと!思い!筆を取った次第であります!!
一体何にこんな色めきたっているのかを今一度確認させていただきます。「10月20日放送の嵐の宿題くん吉澤ひとみがゲストとして出演する」のです。そして、どうしてこの私はその事実に激しく胸をときめかせているのか?私のアイドルヲタク人生の中で、「最も入れ込んだグループ」が嵐であり、「最も入れ込んだ人」が吉澤ひとみその人である、とでも言えばわかっていただけるでしょうか。
ちなみに、当ダイアリの「大吉サイト」というタイトルは、大野智吉澤ひとみそれぞれから頭文字を拝借する形でつけられました。近年稀に見る安直なネーミングですが、意外とこれまで一人にしか指摘されたことはありません。w面と向かって言わないだけで気が付いてる人も居たと思いますがwwとにかく、「こいつらなしでは私のヲタク人生を語れない」両巨頭が正面から相見える緊急事態がやってきたという事です。
好きなもの×好きなもの。もちろん例外はあれど、一般的にその現象にときめきを覚えないヲタクはいないでしょう。両者が交わらないであろう位置にいればいるほど、接触した瞬間の興奮は増して行きます。「嵐」と「吉澤ひとみ」という両者は、アイドル--同業者であるという点で限りなく近い存在でありながら同時に、その間には同業者であるが故の絶望的な距離が広がっていました。男性アイドルと女性アイドル。ジャニーズ事務所ハロー!プロジェクト。時に同じ番組や空間に居合わせることはあっても、まともな言葉・コミュニケーションを公で交わすことの出来る組み合わせやメンバーは非常に限られています。私が「嵐」吉澤ひとみ」両者を並行して応援する様になった頃は、そのどちらも互いに距離を保たねばならぬ立場に立っており、間には深い溝が横たわっていました。ですから当時の私は、たまたま同じ番組に出演した際に、本当にただ同じ空間に居たというだけでも以下の様な興奮を見せているのです。

「嵐」と「モーニング娘。」が同じ空間にいるっていうのがもう鼻血ものだった。今までも腐る程あった状況ではありますが、改めて…ねぇ?凄い。なんかもう凄い。なんというか、この2組にはどちらも異様なまでの想いを抱いておりますが、その想いの形は似てるけど存在する場所は完全に隔離されてるわけで。もう全く別世界の物として捉えてるわけで、それが「同じ番組に出てる」「同じ空気吸ってる」「同じ松ちゃんの発言で笑ってる」っていうのが、もうホント凄い。凄いとしか言い様がないぐらい凄い。吉澤さんと大野くんが一緒に仕事してるんだよ?うわぁぁぁ。

↑※ログ残ってないけど4年半前にこのダイアリで書いた文章です※
そう、全くの別世界。両者は決して交わるはずのない存在でした。しかし、時はその距離を詰める事をあっさりと許します。そうです、単純に、歳を取ったのです、…お互いに。10代特有の危うさも、浮つきもなくなり、何より異性にとやかくうるさいヲタの割合が減った今。深遠と思われた距離は何事も無かったかのように失われ、あまりにも当然、普通のことだと言わんばかりに両者の交わる時は訪れました。
嵐のメンバーは、呆れるほど普通のテンションで「よっすぃー」という愛称を口にするのでしょう。あるいは相葉が新しいニックネームを考えるのかもしれない。松本が吉澤さんの為にご飯を取り分け、それをほおばりながら吉澤さんは大野の間の抜けたグルメレポートっぷりにツッコミ、かと思えば大胆なコメントを二宮にツッコまれ、企画ゲームにおいて櫻井の奇行に爆笑するのでしょう。そんな妄想の中でしかあり得なかった…ともすれば非現実的な空間が実際に存在し、全国ネットで放送されるだなんて。…不可思議な世の中になったものです。
ここから余談です。何度も書いている通り、私にとってこの世で一番美しい顔面を持ってると思う女性が吉澤ひとみであり、男性が櫻井翔です。ですので、私はこの二人の顔面が同じフレームに収まる事にそこはかとない執着を持っています。4年前の24時間テレビサライにおいてたまたま二人だけがカメラに収まった瞬間の興奮を、4年前の私は以下の様に記しています。

まずはこの画像を見てください。絶好調さくら吹雪のサライの空中な日テレの1シーンです。感動のフィナーレって奴ですね!とりあえず吉澤さんが「美 人 す ぎ」だと一部で物凄い絶賛されていたあの日です。実際吉澤さんの美人っぷりの果てしなさ、この一枚のキャプからもびんびんに伝わってきますデスネ!対して、その美人が画面に映るのをチラチラ邪魔してくる一人のモサい男性アイドル。社会的な、というか事務所的なアレで一応目隠してみましたけど、誰だかはわかる人だけわかってくれればいいです。言うなればバンビです。「この2人だけが映っているTV画面」という物が、そこに確かに存在した訳です。この凄さ、恐らくというか確実に私以外にはわかって貰えないのでしょうが…。

当時使用した画像を貼ろうと思ってたのに何故か紛失していました。世界一美しいとか思っておきながらモサいってひどいな私…当時の櫻井のビジュアルがお気に召してなかった様です。いや、もっとイケるだろ!?的な意味で。いや今から思えば当時の櫻井だってとんでもなくイケてらっしゃるんですけどね!

5年に1回起こるか起こらないかレベルのレア事態だったのに櫻井め…

文章はこの様な憤慨で締めくくられています。こんな機会なんだからてめぇしっかりビジュアル調整してこいよ、と。いやだからあの程度でとやかく言ってたらこの先持たないよ4年前の自分…ってあれ…?持ってるな…?まだ世界一とか言ってるしな><とにかく、あれから4年と少し。5年に1回起こるか起こらないかレベルというのはあながち間違いではなかった様です。おそらくセンターのソファーに櫻井-吉澤-小倉と腰掛ける形になるはずなので、同じフレームに収まるのは確定でしょう。ただ、前述の様にどうやら両者はいつのまにか交流を持ってもいい場所に辿り着いた様なので、次の機会は5年後よりもっと近いかもしれません。いや、もう金輪際ないかもしれませんが…
また、私が「吉澤さんは相葉の嫁になればいい」とかいう戯言を数年に渡って呟いてることをご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、その二人の件について今は深く考えてはいけないと自制しているところなので忘れて下さい。
本当にただの余談を失礼致しました。まだ見てもない番組について突然こんな長々と語り出して心底気持ち悪く感じてらっしゃるかと思いますが、つまりそれだけの事態なのです。おそらく多くの吉ヲタ・嵐ヲタの皆々様にとっては「数あるバラエティ出演のひとつ」「いつもの宿題くん」なのだろうと思います。しかし、ここに一人、10月20日深夜12時頃にヲタク人生のひとつのゴールを迎えようとしているヲタクがいるのだということ、毛先程でも頭に入れて見ていただければ幸いです。
ああー楽しみだな!!!