大阪からもう3日も…時間経つの早!!書きたいことが鬼の様にありすぎてもうめんどくさくて放置というダメ人間っぷりを存分に発揮しております。あと、大阪の地で出会えた素敵ダイアラーのみなさん(ホントにみんな大好きな人ばっかり!)に自己紹介する度に「ああ、カリスマ!」って言われたのが…ネタとはわかっていても、心の奥にプレッシャーとして…こう…「いい事書かなきゃ…!」みたいな…いや、もちろん嬉しかったんですけど、ネタとはわかっていても!まあでも別に誰も私なんかに期待してないから、自意識過剰だから、ってさっきやっと我に返ってパソコンの前に座りました。そして行動記を途中まで書いたけど、1日目の時点で無駄にありえないほど長いのでアップするか迷っています…。なのでとりあえず行動記はおいといて、大阪の2公演を見て思ったことをつらっつら書きます。重いし、長いし、まとまってないし、まとめる気もあまりないよ!だいぶぶっとんだ自分論を展開してるけどひかないでね!
24日、うらあらしでスケッチを歌ってくれました。
このタイミングで、しっかり外さずに、一番渇望されていた曲を選曲してくるあらしがすごすぎてこわくって逆に泣けませんでした。この人達一体なんなんだろうって、なんでこんなに私達の思ってることと彼らが私達のためにやってくれることに齟齬がないんだろうって…うん。
スケッチって本当にすごい曲だと思っています。アイドルが、自分達と、そのファンとのことを歌った曲で、これ以上の曲ってありえないと思う。あらしのすごいところっていうのは多分ほとんどがこの詞に詰まっていて、集約されていると思う。3年前の時点でこんなにゆるぎないアイドルとして/あらしとしての姿勢を提示していた彼らが、今ここまでの勢いを持ち、私達の様な信者を次から次へと生んでいるのは必然であると感じます。あと、この曲を作ったのが櫻井二宮っていうのは納得納得超納得。この曲が嵐とヲタのバイブルだとして、嵐と嵐ヲタの思想を作り上げ/支えているのは確実にこの2人だと思うからです。
(ちょっと話は変わりますが、後でちゃんと戻ります)ヨキさんと関西へ向かう夜行バスの中で朝まで語った時に、いろいろなアイドルグループのサイトだったり、ブログだったりの傾向の話をしたんですけど、その中ですごい納得したのが、「あらしを考察するサイトが少ない」ということでした。考察っていうか…んーなんだろうな。私はモー娘。の畑でヲタクとしての土壌を培ったんですけど、当時ずっと言っていたのは、「私はモーニング娘。の物語性が好き」っていうことで、アイドルを応援する肝はそこ(物語性)にあると今でも思っています。実際あの頃、モーヲタの各位は、コン中の様子やTV、ラジオ、紙媒体などから与えられた数少ないヒントから、それぞれのメンバーの状況や感情を推し量った上で、より魅力的なモーニング娘。の物語をみんなで紡いでいました。それは単に男子特有の流れだったのかもしれないし、たまたまそういう性質の人が集まっただけかもしれません。でも私は、ヲタは結局タレントに左右されると思っていて、そういう人が集まった/みんながそういう人になっていったのにも理由があると思うんです。あとは例えば、エイトのファンの人達も、考察して→物語を作る能力に長けている人が多い印象があります。顕著なのがやはり内くん事件以降のことで、それはもちろんエイト自信がそこに繋がるヒントを上手に小出ししていたっていうのもあるけれども、それをきちんと受け止めて、「絶対に8人じゃなきゃ」という共通の意識を造り上げたのはファンの人達自身であって。だって、数で考えたら、どう計算しても7人になってからファンになった人が半数を超えるのが今のエイトファンの現状なのに、私の知ってる限りでは「別に7人でもいいや…」って言ってるエイトファンの人は1人もいないんですよ。すごい事だと思う。それはもう、古参のファンが造り上げた素敵な「8人」物語が新しいファンを魅了した結果だと思うんです。
話を嵐に戻します。じゃあどうして、あらしを考察して物語を作るサイトがないのか?*1答えは簡単です。ヲタが物語を作る必要がないからです。
あらしはいつだって、最高の出来事を私達に提示した上で、後で必ずそれを明文化してくれます。彼らの口から語られる「嵐」こそが極上の「嵐」の物語であって、そこに補足は必要ありません。「嵐物語」っていうのは、なかよしあらち★もそうだし、これまで積み重ねた各メンバーの関係性もそうだし、現在、ドームでも客が溢れるほどの勢いを持つに至った経緯もそう。特に今年、Timeコンの最後の挨拶は各人ぶっ飛ばして凄い勢いで物語を紡いでいて、なんか毎回異常に感動してるもんね。オーラスなんてどうなっちゃうんだろう…今から怖い…!
その「嵐物語」のストーリーテラーとして類稀なる才能を発揮しているのが、っていうか嵐がそんなモンスターアイドルになった原因はほとんど全部こいつにあると思うのが、櫻井。スケッチとCOOL&SOULのリリックを書いた時点でその恐ろしさは明白で、彼のすごいところは、「嵐のこれまでをまとめあげた上で」「嵐のこれからの伏線であり、未来へ向けての意志を示してくれる」こと。どちらも「ヲタにとって完璧に」、です。あと、Timeコンだけでなく、ここ2年ぐらいの彼のコンサートにおける挨拶を思い返して、この間ふと思い当たったのが、「私達の信者化も全部こいつの思い通りだったのではないか」ということ。彼は、割と、ヲタに「忠誠」*2を要求する傾向にある…と思う。もちろんただ要求するだけではなく、その忠誠の先には素晴らしい嵐とヲタの関係があるんだということを示すから、私達は何のてらいもなく彼の言葉に従って、感動してしまうんだな。うん。とってもよく調教されてるなあと思います、私達…。もはや私達の欲しい言葉や行動を彼がくれるというよりは、私達の求めるものは全てヤツによって導き出されたものだから、マジな時の櫻井はいつだって当たり前に大正解ってだけな気すらしています。
それに対して、「私達の求めるもの」を知った上で提示してるなあと感じるのが、二宮。彼は、「みんなはこういう嵐が好きなんでしょ?」って言葉にする。そしてそれがもう、完全に、おっそろしい程に正解で、そうして言葉にしてくれることで私達がどんなに安心出来るか。二宮はホントに、私達の望む嵐をわかってるし、そんな嵐であろうとしているよってことを伝えてくれるし、実際そんな嵐なんだよってことも伝えてくれる。
松本さんは、「嵐としてどう」というよりも、「アイドルとして」のあり方に軸を置いている気がする。私が嵐を好きになってからこっち、彼の私達に対する言葉にはブレがない。簡潔にまとめるとたぶん「日常で辛いことがあった時は、嵐を支えにして欲しい」ってことかな。櫻井はもっと、嵐を生活の根幹に置けと言っているニュアンスがあるんだけどw*3松本さんはもっとフラットに嵐と向き合うことを言っていて、この松本さんの考えが根底にあるから、櫻井の言ってることがそこまで過激に聞こえないのかなあとも思う。…って私なんかさっきから櫻井を恐れすぎている?ww
相葉はとにかく「嵐」のことかなあ。彼が語る「嵐」はとても優しくて、最高のグループ。相葉が言うからそれは絶対に嘘に聞こえないし、っていうか嘘じゃないし。相葉の語る「嵐」を聞いて、より嵐を好きになったことは数え切れない程にあります。
さとしは…ご存知の通り、多くを語らないし、あと日本語弱いから…wアレなんですけど、でも、私は、一番「仕事」という事を考えずに話をするのが彼かなあ…と思っていて。その辺についてこだわりもないし、恐怖もないし、利己心もない様に見えます、これは単なるじたんびいきでしょうか…。とにかくそういう訳なので、さとしがたまに真面目に語る「嵐」が一番重みがある。「あ、そうなんだな」ってすとんと入ってくる。
事実はどうあれ、相葉とさとしの存在は大きいと思う。嘘を言わないであろう2人が、軽いトーンでさらっと嵐を美しく語ってくれるからこそ、後の重い3人wの思想がしっかり成立するというか。
うーんやっぱり長くなってしまった。とにかく一番言いたいのは、櫻井の物語構築能力が異常ってことです…!挨拶もそう、リリックもそう、ふとした雑誌のインタビューでもそう、迷惑メールとかうらあらしとかも毎回凄いじゃないですか…!絶対に欲しい言葉以上の言葉をくれる。私達の好きな嵐像にぶれないエピソードを教えてくれる。物語も語るし、後に物語の重要な鍵となるだろう言葉もしっかり残す。あああああ怖い。さっくん怖いよ!
えっと、いろいろ異論がある方も「考えすぎじゃ…」と思った方もいると思いますが丸投げでドロンします。なんかこれは嵐信者を続ける限りつきまとってくるテーマだと思うので、っていうかまだ全然思ってること書ききれてないし、またその気になったら取り上げます。とりあえず、嵐ヲタって一番幸せで一番楽なヲタク行為だと思うよ、だって正解を彼らが教えてくれるから!ってことが言いたかったの、最初は!!

*1:全くないとは言わないです、私は素敵に物語を作ってらっしゃるサイトさんをいくつか知ってます。でも絶対量は確実に少ないし、メインストリームにはなっていない

*2:極端な表現ですが

*3:でもそれはそれを喜んで受け入れる私達がいるからかとw