ドームの話を、つれづれと。変な文体は単なる気分なので気にしないで下さい。

4月のドームがDVDに

なるんだってさ。って今聞いた風にしてますが当然予約済です。嬉しい。あのドームの空間は、思い出すだけでキラキラした記憶がブァーって…本当に幸せになれるので、あれがパッケージ化されるのは素晴らしいことだと思います。Jスト空気読めるなあ。

どうしてドームがあんなに幸せだったのか

ずっと考えています。苦節8年→海外→凱旋→ドーム!っていうエピソード性及び祭り感によるものか。本人達のモチベーションの問題か。単に集大成的セットリストが神だっただけなのか。色々考えた結果、幸せの最大要因は「客席」にあったのではないかという結論。おまえ何様だっていう、嫌なタイプの話をしますけども、やっぱり客席にもその回ごとの質はある、と思う。質の良し悪しは一概に言えない、それはもちろんそうだけど、まーじゃあ「必死さ」でその質を図るとしましょうか。単純に、必死な人が集まる公演は楽しい、と思う。いや必死じゃない人は来んなよとかそういう話では全くないですよ。全員必死なのんだったら嵐に未来はないと思う…。アリーナクラスだともう必死なら入れるとかそういう問題でもなくなっているので、客席の濃度が薄いなあと感じることも多々あるのですが、ドームコンなら話は別。もちろん事情にもよりますが、必死な人はだいたい全ステするしね!「必死な人、全員集合!そして遺憾なく本領発揮!」って感じが楽しかったんだと思うの。全員が一日1公演だから遠慮なく暴れるしさ。嵐コンの楽しさに必死なヲタが必要不可欠なのは間違いなくて、あの人達*1はもう客なんかではなくスタッフ…違うな…セットの一部?だと思っています。なくちゃ成立しないのよ。だから、今度のドームも絶対に盛り上がる訳です。決定事項です。つまり楽しみなんです。

そんな今だからこそ、4月のドームを振り返ろう

要するに暇なんです。

エビエビエビデイ、ヒーーウィゴーーー!の話

ラキラキの冒頭ラップのさくらいさん、私の知る限りでは正月凱旋から♪フロムマデトゥサンデイ、エビエビエビデイ、ヒーーーウィゴーーー!(レッツゴー!)って言っていて、これがもうとんでもなくだいすき!で!ほんっとテンションあがる!!さっくん天才!!DVDになることで家でもこれが聞けるというのは素晴らしい報せです。
ただこのヒーウィゴー!は、アジアコン=正月凱旋の使い方が完璧で、正解だったと思う。カニナイを踊りながら全員バクステへ→バクステに停車していたスケステに乗り込む→ラキラキイントロ開始、スケステ浮上開始→ヒーウィゴー!と共に前方へ動き出すスケステ!…ていう、この流れは最高に好きだったなあああ。確か京セラドームの初日も同じ動きをしてたんだけど、2日目からはドーム対策で巨大トロッコに左右で2:3に別れて移動する様になっていて…。会場の意識が中心後方に集中して、いざ出発!っていうあのアガる感や、スケステの移動と共に会場中に拡がる幸福感、みたいなものがなくなって、すこし残念でした。

これ以外にもドーム対策がいっぱいだったな

結局京セラ初日が一番好きでした。や、初日だけモニョり全開のジュニアコーナーがなかった*2とか、2日目からなくなったVTRが秀逸だったとか、いろいろあるからだけど、結局初日が一番ドーム対策をしてなかったのね。5人がかなりずっと一緒にいたんです。もちろん客席の近くに行くことは大事だし、それを大切にするあらしはやっぱりあらしで大好きなんだけど、あの会場のデカさで散らばられると、空気というか、客席の意識が散漫になってしまうのが切ない。アリーナクラスで散らばった時はたった5人で会場を支配してる感がそれはもう鳥肌立つんだけどな。ドームとなるとやっぱり話は別らしく。

しかしラトルメンタだけは別だった

ラトルメンタは、うろなんですけど、確か初日は全員アジアコンと同じ様にメインステに出てきた、はず。でも2日目からはドーム対策発動。Rainが終わってラトルメンタのイントロが始まった瞬間、メインステ左右に配置された高速トロッコに櫻井松本が登場!♪ディッスイズラットルメンタッスティーロオオオって超キメながら上手アリーナ通路を駆け抜ける櫻井トロッコと、めっちゃイキイキとしたキメ顔で鬼の速さで下手アリーナ通路を駆け抜ける松本トロッコ!あの瞬間、会場の色というか…意識が、2人のトロッコの速度と一緒にガーーって変わって行く感じだったのね。思い出すだけで鳥肌が立つ。曲が進むに連れて、メインステ左右にあったスケステ?(うろ)上に二宮相葉(左右失念)、メインステど真ん中にキャプテン大野、トロッコから降りた松本櫻井がバクステ*3の左右両端に。で、それぞれ出たり消えたり。ほんで、♪あらしさがしあたりさわがしい、…これがやまとだましい!っで初めて5人が揃う!…ほんっとかっこよかった。上の方から見るとね、広いドームの中に、5角形なんですよ、嵐が。あの瞬間は、もちろん曲の力も大きいんだけども、間違いなく嵐がドームを支配していた。その前線へ行く特攻隊長が松本櫻井っていうのがいいよね。あらしわかってるよね。最高だよね。

とは言えやっぱり固まっていて欲しい

4月ドームで一番好きなシーン…ではないかもしれないけど、すっごく印象に残っているシーンとして、1曲目、A・RA・SHIの間奏でチェケソーウォーって言いながら5人がちまっとした円に固まって踊るところ。激しいあらし〜の前ね。死ぬほど見慣れた光景なんだけども、あのクソ広いドームで、あんなドバーン!って派手に出てきて、その直後に、あんなド真ん中でちまって固まってる姿が、ああ、めっちゃあらしだなあ…wと思って。あそこ、幸せポイントです。かといってずっと5人でいられてもヒくけど、なんというか、そこまで気を遣わなくても大丈夫ですよ、こちらはドームという時点である程度近くで見たい欲は抹殺してますからね少なくとも私は!…と言いたい。

じゃあ2日目以降は不満だったのか

と言ったらそんなことはない、当たり前。楽しかったし、あらしの顧客満足に対する飽くなき向上心も感じられたし、それがたまたま私の満足の方向とズレただけで、あとはもう幸せでした。ただ、映像化するなら大阪初日が良かったかなあ、と思う。ドームで行われたアイドルのライブの映像を余り見たことがないので推測ですが*4、まーやっぱり散らばっちゃうともう個人ショット以外ありえないもんな、ドームは。お手振り映像大放出祭の可能性を思うと、やっぱりちょっともにょってしまったり…。MCにしてもなーラララライが欲しいから大阪が良かったし…。いや、突然「あらし辞めます」とか言い出して会場の空気を凍りつかせた松本の天然っぷりが収録されるのは嬉しいけどさ!

でもね、1つだけ

あるのね。東京ラスト収録、の素晴らしさ。それはもちろんアンコールの盛り上がりですよ。ああーあれ楽しかったなー、55000人で気持ちを一つにあらしコール!でも本当に素晴らしいのはこの点ではなく、いやこの点ももちろんすばらしいのだがしかしこの点ではなく、何回目のアンコか忘れたけども、A・RA・SHI。これ歌ったら終わりなんだよ!って松本さまが微ギレしてらしたA・RA・SHI。最後のお決まりのアレ、

大野 ♪ゆあーまいそーそーいーつーもすーぐそーばにーある、セイ!
ヲタ ♪ゆずーれーなーいよ、だれもじゃまーでーきーない
大野 ♪かーらーだーじゅーにかーぜーをあーつーめて
ヲタ ♪まきおーこーせ、あーらしー、あーらしーーー
 
大野 ♪ふぉー  嵐 ♪どりーーーーむ

の、この時の、「ふぉー」が、素晴らしかったんです。たぶん生にしても映像にしても、歌ってる姿を一番見てるのはこの曲で、これまでたくさんの、茶化したりマジメだったり失敗したり成功したりいろいろな「ふぉー」を聞いてきたんだけど、この時の「ふぉー」は、抜群にキレイだった。声もそうだし、こう、くるって回りながら「ふぉー」って歌ったんですね。その一瞬で、会場中が幸せの魔法をかけられたみたいにふわって…自分で書いててホント何言ってんすかオレ状態なんですけど…まあとにかく、抜群だったんです。アレをもう一度見られるというのは、そんなことあっていいのかというか、アレはあの空間にいたからこそあんなにキレイに感じられたのではないか、思い出が陳腐化してしまわないかという危惧もあるものの*5、やっぱり嬉しいものは嬉しい。楽しみだな。

なんかやっぱり長くなったけどつまり

ドームコンとドームコンDVDが楽しみだな!っていう…それだけのことです。長々と失礼しました。

*1:他人事?

*2:MADは別、むしろ初日だけMADコーナーがあったんでしたよね??

*3:クソ長い

*4:毎年のカウコンと昔のジャニ運動会のショー部分、あとは娘。運動会のショー部分ぐらいかw

*5:それはどのコンサートが映像化されるときにも思うけれども