12年間片想い

って凄いことですよね…。ノーリターンな状態でそれだけひとつの物事に執着できるっていうのは、やはり生まれ持ってのオタク気質なんだろうなぁ中村さん。ってな感じで見ましたGの嵐!3回目。初回見たときはただひたすら絶望の淵でしたが、回を追う毎に面白くなってます、私的には。
Dが終了した時点で、ある程度の覚悟はしていたのです。Dの嵐!というのはやはり、他に目を向けてみても有り得ないほどにヲタに擦り寄ってくれている番組でした。擦り寄っているというのは語弊があるかも、なんつーか、作り手と受け手の目指すところが限りなく近い位置にあったというか。嵐を100%活かしつつ、一般的にも普通に面白いであろう番組。何よりもうだうだの存在。あれ以上は有り得ないほど、幸せな番組だったと思います。あの番組を自分の好きなグループがやってくれていた私達嵐ヲタは、アイドルヲタクとしてもかなり幸せな部類に入るのではないでしょうか。
しかしアイドルヲタク人生、幸せは長く続かないのが定石です。ヲタにとって最高に幸せな番組というのは、悲しいかな、得てして長寿番組には成り得ないのです。何故でしょう。ヲタに受けているって時点でもう駄目なのかな、やっぱり。
とにかく、Dが終わると聞いたとき、私は嵐とスタッフとヲタの蜜月期の終了を感じました。私達はこれ以上ないほどの幸せをDの嵐!から貰えた訳だし、もういいじゃない。そろそろ現実に目を向けてみようよ。GはゴールデンのGなんでしょ?ゴールデン行けちゃうくらい一般にウケそうな、まぁヲタ受けは二の次だけど…、そんな番組でもなんでも作っちゃってくださいよ!!悲しいけど、別れは始まりだから…!!
…とかなんとか、一人で悦に入ってた訳です。そして始まったG1回目。うん。え…?いや、これ、ヲタ的にどうこう以前に、普通に番組としてDの方が面白くないか………??あの時の何とも言えない感じは忘れられません。私は、私達は、こんなヌルい素人番組の為にあの幸せを手放す決意をした訳じゃないのに…!そんな心の叫び。
で、なんだかんだ面白くなってきてる気はしますが、番組としてとかではなく、あくまでヲタ視点で面白いだけのような気はしなくもなく…。どっちつかずなニュアンスです。頑張れGの嵐。中村さんの応援してる場合じゃないぞGの嵐