WEST SIDE STORY

eyedrop2004-12-24

行って来ました青山劇場。観て来ましたWSS
まず一言。櫻井トニーさんへ。観ながら思わず吹き出す気マンマンだった私、対策としておっきめのタオル(口元を抑える用)を準備して行ったりしてごめんなさい…。襲い来るであろう羞恥に備えて、行く前にピカ☆☆のMステ出演時映像(1週目の方)を見直して羞恥慣れしようとしたりしてごめんなさい…。アタクシ、正直ナメてました翔さんのこと!
確かに、1回も笑わなかったかと言えばそれは嘘になります。熱唱中の動きがいつもの絶好調ラップ中の動きに酷似していたりして、それはちょっと我慢出来なかった。うん、ごめん。そして熱唱中の顔をオペラグラスで見ちゃった時もちょっと我慢出来なかった。アレは私にはハードルが高すぎたよ、翔さん…。でもね、あの櫻井翔が歌っている!と。あのSHOWさんが“ミュージカル”で歌ってる、それも主役!だというその圧倒的な事実。それがなかなかどうしてしっかり形になってたりして…。手放しに賞賛出来る程ではないにしろ、音程も外さず、しっかりした声量で、誰もいない舞台の中央で1人歌う翔さん…。涙なしでは語れないッスよ姐さん…。そして更に、あの翔さんが、足をのばして座った時に腰の角度が90度の時点でギブ!だった、「体が硬いジャニーズ」の代名詞だったあの男が、バレエを踊っている…!という驚愕の事実ね。もうホント圧倒的。改めて考えると誰が何を思って彼を抜擢したのかホントにホントにホンットに難解な配役ですが(もちろん役柄的にはバッチリなんですけど)、その謎の期待にしっかり応えた翔さんは凄い。ホント凄い。「人間、やれば出来るんだYO!」そんな素敵なメッセージを貴方に貰った気がします…。ありがとう翔さん…。素敵なクリスマスプレゼントだわ翔さん…。そしてアナタちょっと筋肉つけすぎなんじゃないかなと思うの翔さん…。(いや真剣に)演技的には特にこれといった問題もなく、ただ笑顔が、なんか、張り付いてた。
でもって大野リフ。腐っても大野ヲタな私です、もうメロメロでした。あの綺麗な動き…。既に本場ミュージカルの風情すら漂う歌声…(褒めすぎ?)。あの熱血漢っぷり…。トニーとの仲良しっぷり…(腐っても山萌)。たまらんです。“cool”とかもう泣きそうだった。ダンパでのアクロバットも素敵だった。肩を抱かれてた金髪のネーチャンに嫉妬した。リフってば男前すぎやん…。やっぱステージ上のさとっさんは最強です。
そんでもって松本ナルド。「うわぁ、なんかスゴイの出てきた…」颯爽と現れたナルド兄さんを見て思わず心の中でつぶやきました。なんかもう「濃い」とかじゃない。そんな言葉では片付けられない何かが出てたよナルドさん。エロいよ兄さん。存在感が凄かった。(決して頭がデカいからではない)ただ、歌う場面もそんなになかったし、出番的に結構少なかった気がする。もっと見たかったよー。
斗真アクションさんバリかっこよかったスタイルよかったー。“Gee,Officer Krupke”の時の演技が物凄かった。風間千野さんも流石に演技がお上手…。最後の方はほとんど彼を見てた気がする。東新ベイビーはひたすらキャワイイ。翔央Aラブ、意外と演技上手かった。
ヅカのお2人はもう別世界の住人さんですね…。会場への声の響き方が段違いだった。2人とも可愛いし。マリアさんホンットに可愛くて、櫻井トニーなんかじゃ勿体なゲフン。アニータさんと松本ナルドは普通にお似合いですん。
んー、普通にジャニ舞台というか、アイドルの舞台というか。だと思いました。もっと“本物”を見た後の、帰り道で「あぁ、良かったなぁー」って余韻に浸れる感じは正直全然なかったです。うん、たった2ヶ月でそこまで求めるなって話だし、結局私は何を観に行ったかっつったら「頑張ってる嵐を観に行った」訳で、そういう意味では期待通り、期待以上の物が観られたし、良かったです。マジヲタなのでちょっと心苦しいけど、これが正直な感想かなぁ。